保険は必要なものですか?⇒はい、必要です。ただかけすぎに注意!!

日本人は”保険好き”と言われるほど、加入している方が多いです。
ただ、正しく理解して保険に加入している方が少ないのが現状です。

私は保険は必要なものあると思っておりますが、必要なものに最低限入っていればよいと考えています。
保険の意味を考え、正しく活用していくためにも、
保険の基礎から学んでいきましょう!

生命保険には3つの型

日本では生命保険に加入している方は多いですが、下記の保険の種類ごとに使い分けをしっかりとご自身で検討されている方が少ないように感じます。
保険のライフプランナーに提案されるがままに加入していることがほとんどです。
しかし、保険は万一があったときの保障であり、その万一の時には保険に助けられるのも自分自身です。
しっかりと理解したうえで、保険を活用できるといいかと思います。

はじめにご理解いただきたいのは生命保険には大きく分けて3種類の種類があり、
利用の目的によって使い分けが必要ということです。

・定期保険
…定期保険は、保障が一定の期間内のみ有効になっています。基本的に「掛捨」ですが、そのぶん保険料が割安になっています。

・養老保険
…養老保険とは、「保障」と「貯蓄」の両方を兼ね備えた保険です。保険期間は一定で、保険期間中に死亡した場合には死亡保険金が支払われ、満期時には死亡保険金と同額の満期保険金が支払われます。また保険期間の途中でも、解約返戻金を有効利用することができます。そのかわり、保険料は安いとはいえません。

・終身保険
…終身保険は、保障が一生涯続きます。このため、何歳で亡くなられても、保険金が支払われます。将来保障が必要ではなくなった時には、解約返戻金を老後資金など、多目的に利用できます。相続税や葬儀費用など、いつか必ず発生する支出をカバーしたい時にも有効です。

それぞれの保険には特徴があり、使い分けが必要です。

活用のイメージとしては、
家庭があり、父親が働き、家庭の収入の大部分を担っているような場合は、
万一に備え、子供にかかる養育費をカバーできるよう大学卒業までの定期保険で収入保障組むようなケースが考えられます。一時的にリスクが高まる際に「掛け捨て保険」活用します。また、亡くなった際の葬儀費用や生活の変化に伴う一時的な支出に備えて、終身保険を掛けることが多いです。

注意していただきたいのは保険のかけすぎ!

よく見かけるのが、保険のライフプランナーにすすめられたプランに入り続け、
状況が変化しているにもかかわらず、そのままにしてしまっているという方です。

子供が生まれ、今後のことも考えてと30歳に入った保険をそのまま50歳になっても見直さないていると、
余分な保険料をかけてしまっていたり、逆に保障が足りていない部分が出てくることがあります。
たとえば、この方が35歳の時に住宅ローンで自宅を購入したが場合はそのタイミングで見直しをすべきです。
住宅ローンには団体信用生命保険が組み込まれており、万一亡くなってしまった場合は、住宅ローンがなくなります。つまり、住宅の価格にもよりますが、その価値分の保険に加入していることになります。今加入している保険金額を下げ保険料を下げることも可能なはずです。

まとめ

幸せ家族を目指して、住宅購入・保険・相続などを学ぶ山中家
幸せ家族を目指して、住宅購入・保険・相続などを学ぶ山中家

保険について、わからないからとつい保険のプランナーに任せてしまいがちです。
しかし、少し意識をかえ、自分自身の万一のためのことを考えてのことであり、
困るのはご自身やその家族です。
自分が加入している保険やこれから加入しようとしている保険がどのようなものなのかを
しっかり理解したうえで保険を活用いただければと思っております。

私個人としては保険は非常に便利なものだと思っております。
本来であれば、病気に備えて、自分で貯金をした額を上限にしか支払いができないのに、
保険に加入することで、万一のリスクに加入したに途端に備えられます。
活用しながらも、無駄な支出は抑えるを基本に活用を検討してみてください!